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【命を守る緊急ガイド】愛犬がムカデ・マムシに噛まれた!その時、飼い主ができる最善の対処法と徹底予防策

穏やかな日常を愛犬と過ごす中で、予期せぬ危険が潜んでいることをご存知でしょうか。
特に気温が上がる季節は、ムカデやマムシといった毒を持つ生き物との遭遇が増え、愛犬が噛まれるリスクも高まります。

もしもの時、あなたの愛犬の命を守れるのは、飼い主であるあなたしかいません。
この情報が、いざという時の冷静な判断と、日頃からの万全な備えに繋がることを心から願っています。

CONTENTS

愛犬がムカデ・マムシに噛まれたら?緊急対処の知識

毒を持つ生き物に愛犬が噛まれてしまった場合、その一刻を争う状況で正しい知識と行動が求められます。

まずは、落ち着いて状況を判断することが何よりも重要です。

ムカデに噛まれた時の対処法

ムカデの毒はタンパク質性の毒で、激しい痛みや腫れ、かゆみが特徴です。

多くの場合、命に関わることは稀ですが、犬種や体質によっては(アナフィラキシーショック:アレルギー反応が全身に及ぶ重篤な状態)を引き起こす可能性もあります。

  • 冷静な応急処置:噛まれた部位を流水でよく洗い流し、清潔なタオルや保冷剤で冷やしてください。
  • 獣医師への連絡:処置後、すぐに動物病院へ連絡し、状況を伝え指示を仰ぎましょう。

マムシに噛まれた時の対処法

マムシの毒は、出血毒と神経毒の複合毒で、非常に危険です。
噛まれた部位の激しい腫れや痛み、内出血、壊死を引き起こし、速やかに適切な処置をしないと命に関わることもあります。

  • 絶対にやってはいけないこと:傷口を吸い出す、縛る、温めるなどの行為は逆効果になることがあります。
  • 速やかな病院への搬送:愛犬をできるだけ動かさないようにし、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。この際、患部を心臓より低い位置に保つことが推奨されます。
  • 獣医師への情報提供:いつ、どこで、どのように噛まれたか、可能であれば噛んだ動物の特徴なども伝えると、診断と治療に役立ちます。
  • 治療:(血清療法:毒に対する抗体を含む血清を投与する治療法)が必要になることがあります。

マムシについて

マムシってどんな生き物?

日本によく見られるマムシは、クサリヘビ科に属する毒を持つヘビの一種であり、証拠として全国各地の山林や草原、川沿いの湿地帯などで観察されています。
日本に生息する代表的なニホンマムシは、全長がおよそ60センチメートル前後に達し、三角形の頭部や細長い首、その尾も短く硬くてしっかりしているのが特徴です。
体全体は灰褐色の地色を持ち、その上に暗褐色の輪状の斑紋(はんもん)が規則的に散らばっており、これが周囲の枯れ葉や土壌と融和して目立たなくなるため、見つけるのが難しい場合もあります。
また、アカマムシと呼ばれる赤褐色型もいます。

春から秋にかけて(およそ4月から10月頃)、暖かい気候の時期には活発に活動し、昼間の屋外で餌を探したり、繁殖行動を行います。
一方、気温が1日を通じて低くなった秋や冬は、寒さを避けるために地下や石の下に入り込み、冬眠状態に入ります。
通常、夜行性のため昼間はあまり動き回りません。
変温動物であるため、気温が下がる早朝や夜明け前の時間帯には、体温を調整するために日当たりの良い場所や石の上に這い出てくることがあります。
この行動は、マムシの体温調節のための重要な習性の一つです。

マムシは基本的には大人しい蛇なのですが、犬が好奇心からマムシの匂いを嗅いだり、近づき過ぎてしまうことで咬まれることがあります。

散歩中の草むらなどに注意

マムシは水田の脇や小さな川辺、背丈の高い草むらなどの湿地や竹薮などに好んで住み着きます。
メスのマムシは、産卵期の8~10月頃には攻撃性が増すと言われていますので、夏から秋にかけて、山歩きやキャンプに愛犬を連れて出掛ける人は、とくに注意が必要です。
また、山道や湿った草むらや田んぼのあぜ道などを、早朝や夜間に散歩をする際には、愛犬だけでなく飼い主自身も気をつけてください。

以前、support of smileの拠点地だった四万十町では、「マムシ」を「ハメ」と呼ぶ習慣があり、沖縄で生息する「ハブ」と混同されている方が多数いました。
ハブとマムシは、日本に生息する毒蛇としてよく知られていますが、この二種の蛇は外見や生息場所に明確な違いがあり、それに伴い毒の成分や症状も異なります。
正しい知識を持つことで、万が一の事故時に冷静な対応が可能となるため、理解を深めておきましょう。

マムシやムカデに咬まれてからどのくらいで発症する?

犬がマムシやムカデに咬まれてから発症までの時間は、非常に短い場合と少し時間が経ってから症状が現れる場合があります。
多くの場合、症状は数十分以内に現れ始めることが多いです。(マムシの毒は筋肉や神経に作用し、毒素の吸収が速いため)

例えば犬が木の陰や草むらで蛇やムカデに噛まれた場合、その後すぐに痛みや違和感を感じることがあります。
数分から10分以内に唇や顔、足が腫れる、歯茎や口の中がしびれるといった症状が現れはじめるケースもあります。
ムカデの毒も速やかに血流に入り、反応を引き起こすため、同様の速さで症状が進みます。

また、毒の吸収速度や個体差によって症状が出る時間には差が生まれます。
犬の体調や免疫力が高い場合、毒の影響をある程度和らげることもありますが、多くの場合は比較的早めに症状が出ると考えた方が良いです。

マムシに噛まれたら顔が腫れます

*イメージ画像

犬がハチに刺されたり、マムシに噛まれたりした時に顔が腫れるのは、体の免疫反応と毒素の影響によるものです。

危険に近づけない!徹底した予防策

万が一の事態に備えることは重要ですが、何よりも事故を未然に防ぐ「予防」が愛犬の命を守る最善策です。

環境整備の徹底

ムカデやマムシは、湿気が多く隠れる場所を好みます。

  • 庭の落ち葉や石、枯れ木などを定期的に清掃し、隠れ家になる場所をなくしましょう。
  • 家の周りの隙間やひび割れを補修し、屋内に侵入させない対策も有効です。
  • 草刈りをこまめに行い、愛犬が遊ぶスペースを常に清潔に保つことが大切です。

散歩時の注意

愛犬との散歩は日課ですが、危険な場所には近づけない工夫が必要です。

  • 草むらや湿気の多い場所、藪の中など、毒を持つ生き物が生息しやすい場所には立ち入らないようにしましょう。
  • リードを短めに持ち、愛犬が勝手に草の奥に入り込んだり、地面の匂いを嗅ぎすぎたりしないよう注意を払ってください。
  • 夜間や早朝の散歩は、視界が悪く危険を発見しにくいため、特に注意が必要です。

予防グッズと専門家のアドバイス

市販の犬用虫除けスプレーや、獣医師から処方される予防薬には、ノミ・マダニだけでなく、一部の毒虫に対して忌避効果や予防効果が期待できるものもあります。

  • ご自身の愛犬に合った予防策を獣医師と相談し、積極的に取り入れていきましょう。
  • 定期的な健康チェックは、愛犬の異変に早期に気づくための大切な機会です。
  • 緊急時に駆け込める動物病院の連絡先や夜間診療の情報を常に把握し、家族にも共有しておくことで、冷静な行動に繋がります。

あなたの愛犬を守る「備え」が何よりも大切

愛犬の命を守るために、飼い主ができることはたくさんあります。

この情報が、あなたの愛犬との生活をより安全で豊かなものにする一助となれば幸いです。
日々の予防と、もしもの時の冷静な対応を心がけることで、愛する家族の笑顔を守り続けましょう。

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