気温差が激しく、体温調整が狂ってしまう今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか？
さっそく頂いた質問を紹介させていただきます
Q:歯磨き粉は人用でもいいですか？
A:人用歯磨き粉を使っているという方がいらっしゃいましたが、人用は中毒をおこしかねませんので
歯磨き粉は犬用をお使い下さい。
Q:犬とキスするのは何故ダメなの？
A:犬の唾液は菌を殺す殺傷能力にとても優れています。そのため人の常在菌まで殺してしまうので
犬が持つウイルスや犬の常在菌などがそのまま人の体内に入り、感染症をおこす原因になると
危険視されています。またアルカリ性と弱酸性の違いもあります。
可愛いといっても「種族が違う生き物」だということを念頭においてください。
Q:野良猫の避妊補助金制度のことを教えてください。
A:support of smile が加入しているボランティアの保護団体でも、野良猫の避妊手術の
補助金についてのチラシをSNSに投稿されていたことがあります。
support of smileではそのチラシを公開・投稿しておりません。
それは何故かという問い合わせをいただいたのですが、このチラシやホームページには
載っていないことが多いのですが、野良猫を保護する為の規制がもうけられているからです。
まず、檻を仕掛けたら他の動物を捕獲してはいけない、人に怪我をさせてはいけないので
設置している間は見張っていなければいけないこと。補助金は早くて半年後に還元されること。
金額が決まっているので上限に達していた場合は補助金はもらえないこと。
補助金は全額（猫の避妊の相場は15,000円～20,000円）ではなく半分ほど（上限10,000円まで）しか
もらえないこと。などなど。細かいところを見ずに補助金がもらえなかったといわれる方が
多いのも現状なので、こういう類のチラシや制度の紹介はさせていただいておりません。
support of smileが言えるのは、自己負担をするつもりで行ってくださいということだけです。
Q:足の裏の毛が赤茶の色に染まっているのですが？
A:その正体は家ダニのしわざです。家ダニは動物を飼っていない家でも生息しています。
人に対してもアレルギーの病原菌として扱われていますが、犬もアレルギーを発症します。
足の裏の毛色が赤茶色に変色するのは当たり前というか、家ダニの100%の駆除は不可能ですから
仕方のないことなのです。やたら足先、肉球を噛んでる場合やアレルギー症状がなければ
問題はありません。
Q:褒めて育ててるのに言うことを聞いてくれません
A:「褒めて育てよう」流行りましたね。ですがそういう方を見てますと、何をしても可愛いからと
褒めてばかりでどうするのでしょうか？きちんとメリハリをつけて叱る時は叱ることをしなければ
人をリーダーとして認められず我侭になるのは当然です。
良い行いは毎日毎回褒めるということであって、叱ることも大事です。
そして「叱る」と「怒る」は違います。
「褒めて育てよう」は良い行いの時にしつこいくらいに褒めてあげるということです。
さて看板犬・アルク君ですが、軽い包皮炎になりまして、毎晩消毒とお薬を飲んでます。
包皮炎も軽いうちに完治させてあげないと、重症になると長引き、痛みが生じるので大変です。
包皮炎は和犬が多いのですが、それは遺伝子で包皮炎を持っていると言われています。
洋犬は遺伝子に包皮炎が含まれていないので不衛生な飼い方をしなければ滅多にならないと
言われています。女の子も包皮炎ではないですが、入り口付近から膿がでてくることがあります。
女の子の場合は感染症、蓄膿症など命に関わる怖い病気が潜んでいるケースが多いので
必ず受診してください。
話が逸れましたが、微妙に大きくなってきて成長は緩やかになっています。
9月に入って急に尻尾が巻尾になってきました。それまでは鎌尾だったので鎌尾好きな私には
少し残念です。毛もところどころ長い毛が発生中！モフモフになるかな～と期待してます。
子犬期の頃は(毛色で)ハクビシンに間違われたアルクも、何処からどう見ても立派な犬になりました。
頭の中はまだまだ甘えたのやんちゃ盛りですが、生後半年なので仕方ないですね。
けれども今までは誘導しなければ出来なかった事が、簡単な誘導で出来るようになったり
待てと言われたら座って待つことができるようになったので、幾分楽になりました。
人に対する警戒心は強く出てるので課題になっていますが、正直いうと過疎地なので
人と触れ合えないだけに一番難しい課題になりそうです･･･
そして8日に初足上げオシッコ！やはり今月末に去勢か？いやいや早すぎても問題ありますし･･･。
抜けずに固まってしまっている乳歯も抜いてもらわないといけないので、かなり頭を悩ませています。
最後に｡｡｡「吐いた」というご相談が増えておりますが、1~2度吐いた程度なら問題ありません。
季節の変わり目でアレルギー的なものだったり、夏の疲れ、激しい気温差などで吐いてしまう子がいます。
ただし継続する場合は脱水にもなりますし、病気が潜んでいる場合もありますから受診してもらってくださいね。
