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暖房器具が恋しくてたまらない

暖房器具が恋しくてたまらない毎日ですが、お変わりないでしょうか。
本日は頂いた質問を早々紹介させて頂きます。

「洋犬と和犬は違うの?」
私もよくレクチャーにて「洋犬は~」「和犬は~」と区別しておりますが、持っている遺伝子が違います。
長い年月で育まれた飼い方も海外と日本では違いますし、四季の中で暮らしてきた和犬と偏った季節で過ごしてきた洋犬は飼い方も異なってきます。

生粋の和犬は洋犬以上にボスを求めます。オスとメスでの気質の違いもありますし、生まれ持った性格が左右し飼いやすい子と飼いにくい子との差が生じやすいです。寒さや暑さにも強いのですが、オス犬は胃腸がかなり弱いという固体も多く存在します。そして包皮の炎症も遺伝子疾患として受け継いでいます。

一方の洋犬は、フレンドリーな気質の中でボスを求めます。人が大好きだったり、多種生物とも仲良くなれる子が多いです。調教もやりやすいです。
しかし、これはあくまで一般的なものであり、育った環境、社会性の有無、避妊や去勢済みなのか、特に多種多様な洋犬には犬種に違いがありますので、全部の固体に確実に言えるわけではありません。

長年愛されているゴールデンレトリバーで例えますと、アメリカ系とイギリス系があるのを御存知でしょうか?
日本で多く飼われているのはアメリカ系なのですが、support of smileでの相談でも多いのが「大人しいと思っていたら、やんちゃすぎて困っている」という内容です。アメリカ系は遊びが大好きでとてもやんちゃで、先天性遺伝子疾患を持った子が多いです。イギリス系は本当に大人しく人に寄り添う優しい性格の子が多いのです。

ただ単に「こんな犬種を飼いたい」という理由だけでなく、きちんとしたしつけや飼い方ができ、洋犬ならばとても多い犬種別の遺伝子疾患を把握した上で犬を選んでください。「飼いたい」と「飼える」は違います。

「オス犬が(興奮して)鼻を鳴らす」
子供を生ませる事を目的としてメス犬とオス犬を飼ってる方がいますが、子犬から一緒に育ってきたメスはオスに対し兄弟のような感覚になって、オスとして見れないことがあり受け入れを拒否することがあります。通常メスはオスの受け入れ準備が整うと、オスを誘発するニオイを分泌し、そのニオイでオス犬が発情します。
しかし、メスは他のオスを欲求し、一緒に過ごしているオスに興味がありません。
受け入れを拒否されたオス犬のストレスが想像できますか?
初めのうちは一生懸命我慢しますが、そのうちメス犬に無理やり襲いかかり怪我をさせてしまう危険性があります。
メスに対してだけでなく、人の言うことも聞けなくなり噛みつく危険性も出てきます。
実際に気が狂って人で言う自傷行為で亡くなったオス犬もいるのです。

愛犬の子犬を見たいという気持ちはよくわかりますが、交配するということは犬種・色素・遺伝子疾患・先祖も調べ、特性を良く学んだうえで交配させなくてはなりません。そして確実に貰い手を探しておく事です。また無事に子犬を出産させても「売る」ということは第一種動物取扱業の認可を受けなくてはなりません。

子犬のうちに避妊や去勢をするだけで、とても飼いやすくなります。デメリットもありますが、メリットのほうが多いので、support of smileは避妊と去勢を勧めています。メスを外飼いをされている場合、野犬などに孕まされる心配もなくなります。これから子犬を迎えられる方はご検討ください。

毎回長くなり申し訳ありません。今日はこの辺りで

support of smileでは愛犬の性格や環境に合わせたカウンセリングをしております。

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