support of smileは、今後ともドッグカウンセラー活動を中心に、Delica&Café、その他部門の営業継続することとなりましたのでご報告いたします。
実は半年以前より、母が痴呆症を患いまして手助けが必要な状態となっておりました。
今年GWでの入院がキッカケになったのか、症状が一気に進みまして約束事やお願い事などが出来る状態ではなく、また、本人も以前アルバイトをしていた先が恋しく、戻りたい気持ちも強くあったことや、昔取った杵柄である「キャベツ焼き」をすることで店主である私とのいざこざが絶えませんでした。
レビー型が少々入っており、苛立ちがあるととにかく愚痴ばかりで聞いているほうは堪ったものではありません。
「アルバイト先に帰りたい」「人通らへんのにやる意味ない」「電気消せ。節約や」「ポスターで商品見えへん。剥がせ」「外から中が見えへん」「こんなに人通らんなら店閉めろ」と1日中聞かされました。すでに開店日のお昼過ぎからです。
母は大阪や大阪近県の大手デパートの地下食品売り場でキャベツ焼きを製造・販売していました。
入り口付近の良い場所で、平日でも何百人と人通りがあるだけに、１日の売上も何十万とある状態を経験していました。個人店などの飲食店経験は全くないので、説明を事前にしていても個人店の日々の状態が想像できていなかったんだと思います。
レビー型は怒りだすと止まらず、狂いだすようなところがあります。そして全く引くことはありません。
これは病気というか老衰ですから仕方がありません。私が引くしかない状態でした。けれども私も自分の案を聞いてもらって大正町市場の方々に応援をしていただき、いろんな方に背中を押していただきましたから諦めたくありません。
苛立ちの中で私は一番やってはいけない、お客様がいる前で「怒り(感情)」を露わにしました。結局そこから自己嫌悪に陥りどうすることも出来ずに廃業を考えた次第です。
大阪で働いていた時に先輩から教わった接客業の心得を守り切れなかった自分に対しての自己嫌悪です。
大阪ではそんなことをしたら、従業員なら即クビ、お店はお客が来なくなって当たり前なのでやり直しはありません。
皆様に醜態を晒しましたが、組合の方や必要としていると仰ってくださった方、わざわざお店に足を運んでいただいたお客様に、もう一度皆様に甘えさせていただき、やり直しさせていただくことと致しました。
このようなことがないよう、私も無理に母を手元に置いて手助けをしようと考えるのではなく、頑張って稼いで従業員確保をしようと思うようにしました。
ご心配、ご迷惑をお掛け致しまして誠に申し訳ございません。
