ワンちゃんの迎え入れ

ここ数年毎年のことですが、そろそろ梅雨入り？と思ったら晴天続きになり、真夏日が増えていますが、皆様、愛犬と共にいかがお過ごしでしょうか？

さて、Move Dog Café号も市内への進出となりまして、カフェメニューの取扱だけじゃなく、ワンちゃんのこともやってるんだと興味を持っていただけ、お客様と犬話に花を咲かせられるようになってきました(#^.^#)
私の地元では、犬は吠える、噛むは当たり前。飼い主のマナー？何それ？といった昔ながらの考えを持った高齢者の方が多く、看板犬アルクを見て、めちゃくちゃ賢い！と褒めていただけますが･･･。ワンちゃんが出来ることのレベルでしかありません。
（以前にもブログに書きましたが、訓練性能が高い低いは、犬種や個体に差があり同じようには出来ません）

キッチンカーに立ち寄っていただいたお客様の中に、愛犬となる子を保護犬から迎え入れたいという方もいました。
初めて犬という動物を飼う方に、私は保護犬をオススメしません。

どういった環境で生まれ育ったのか、母犬の性格なども把握できず、持って生まれた性格がやんちゃで犬という本能レベルが高い個体だと、初心者さんは苦労してしまうからです。
保護犬からというこだわりがあるのなら、必ず遺伝子検査をして、その個体の状況を把握するべきだと思います。
犬種の特性がわかれば、しつけ方法も模索しやすいからです。そして遺伝子検査のメリットは、将来発症しやすい病気も把握できるところです。
把握できれば、保険に入っておくか入らないかも決めやすいですし、将来に備えた対策を練ることも出来ます。

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ブリーダーから直接購入した方もいらっしゃいました。
優良ブリーダーなら、子犬に愛情を与えてあげられる母犬を選び、出産後も犬社会を身につけさせてくださるので初心者も飼いやすくなります。
ですが、せっかくブリーダーから購入したと言っても、選んだその子は親兄弟から離し１頭だけで隔離されていたそうです。
私から言わせると悪徳ブリーダーでしかありません。完全に「商売品」としての扱いです。
親兄弟から学べていないので、ものすごく手探りでの動きが読み取れました。

これからブリーダーから購入を考えられている方は、子犬の可愛さだけに惑わされないでください！
子犬だけしか見せないブリーダーから購入しないでください。

まずは母犬を見ることです。母親と一緒に過ごしてる姿を見学させてくれるところを選んでください。
母犬は温和ですか？人懐っこいですか？牙を剥くことはありませんか？人を信用していますか？子供たちを触っても警戒せずに人間に紹介してくれますか？

せっかくワンちゃんとの生活を夢見て、飼いたいと願うなら、最後まで飼えるワンちゃんを選んでください。
「飼えなくなった」では済まされません。
そして、困ったちゃんになってきたなと感じた時は、すぐに獣医やトレーナーに相談することです。
放置する期間が長くなると手に負えなくなります。またワンちゃんの状態によっては、通常のトレーニングで解決せずに、料金も割高になり結局手放すという方法を選択してしまう方がいるのは事実です。

通常のトレーニングだと１回￥3,000くらいが平均で月に２～３回受講するのが目安です。
困ったちゃんになると、半年から1年の預かりとなり（期間や預かり所にもよりますが）何十万という単位から100万越えという大きな金額にもなります。

また、大人しい個体に運良く出会ってきた犬飼いさんによく見受けられますが、犬は従順で大人しいと決めつけがちです。
人間に個体差があると同様、他の生き物にも当然個体差はあります。「以前の犬は～・・・」と比べることは間違いです。