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愛犬と話そう

2月は新規ドッグカウンセリングを承りまして、ご利用いただいたお客様方、誠にありがとうございます。

以前、アイコンタクトに関して記事を書きましたが、愛犬の「目」と「アイコンタクト」についてお客様にもお話をする機会が多々ありましたので、今回はさらに上級編といったところでしょうか。皆様にもご参考になればと思い書かせていただきます。

本題に入りますが、愛犬に語りかける飼い主様はほぼ100%に近いくらいいらっしゃるのではないでしょうか?
さて、愛犬が理解を示したり、その話に興味があるとき、皆様は何を基準にしていますか?

多分、生活の中で見てきた愛犬のしぐさや態度、尻尾で判断されていると思いますが、目でも返事をしています。

昔から「目は口程にものをいう」「目は心の鏡」「目の色が変わる」など、目に関することわざや言葉はいろいろありますが、ただたんに目の形がまん丸になっているから、尻尾を振っているからだけで喜んでいるというわけではありません。目の瞳孔の開き具合を見て判断すると本音が見えます。人も犬も同じで、好きな言葉(おやつやお散歩など)を聞くと瞳孔が開きます。目が黒く感じるのは瞳孔が開いているためで、逆にこげ茶や茶色系に見えるのは瞳孔が閉じています。瞳孔は大きな目安になり、不機嫌なのかご機嫌なのかわかりやすいです。
(カウンセラーはその他も観察して照らし合わせて判断材料にしていますが、カウンセラーとして手の内をWEB内で全て明かすことが出来ませんのでお許しください)

上記に関連して、アイコンタクトが重要なのは愛犬は飼い主様の瞳孔を見ています。アイコンタクトの意味を、たんに目を合わせるとか、見つめるという捉え方をしている方は大きな間違いです。

犬を怖い生き物と思っている方は犬を見ると瞳孔が閉じます。犬はそれをきちんと見ており、攻撃される前に攻撃してやれと防衛本能が働きます。犬好きでも噛まれたらどうしようと恐怖があるときも瞳孔が閉じるので、犬は脅してやれという行動に出ます。

また飼い主様が言うことを聞かせるというお気持ちだけでコマンドを与えたとしたら、飼い主様の瞳孔が閉じるために犬は威圧を感じて言うことを聞きます。その場合、いくらコマンドを聞いても絆や信頼関係と呼べるものではないと思います。威圧を与えるのは叱るときだけです。叱っても無意味なんですという話もよく聞かれますが、そういう方の特徴は、叱りながらも「可愛い!」「可哀想かも・・・」などと考えている飼い主様が多いです。気持ちに左右されて瞳孔は開閉しますから「目は口程にものをいう」ということがまさしく当てはまります。

ドッグカウンセリングやレクチャーでも、喜ぶときは初めて出来た!というくらい毎回喜んであげてくださいとお伝えしていますが、それは飼い主様の瞳孔を開かせるためです。逆に叱った時に負けるか!という気持ちで睨みつけてくださいとお伝えするのは、瞳孔が閉じて強気で出てくる飼い主様の気持ちが愛犬に伝わり、主人としての威厳を見せつけられるからです。

 中途半端に瞳孔が開いているアルク。
これは私が机に向かって作業しているので
「終わらないかな」「遊んでほしいな」
と考え、待ってくれていながらも
私のご機嫌(瞳孔の状態)を伺っています。
フラッシュをたいた写真は瞳孔を
わかりやすくしたものです。

愛犬の「瞳孔」を見ていたら
本音の会話ができますよ(^^)

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